ASIAN CUP 2007 Preliminary Competition
オシムジャパン初の公式戦も、なんとか勝利
初戦の急造代表チームからいよいよ"正式な”日本代表となり、しかも公式戦。
浦和中心のチームから、正に寄せ集めのチームとなり、コンビネーションだとか色々な問題が、当然だが出てくる。それをどうやって同じ方向に向き、勝利をもぎ取るのか?
イエメンはあてにならないFIFAランク125位。実力では比較にならない。当然、引いて守って引き分け狙い。もしくは最小失点差で、ホームで一発逆転を狙う試合をしてくる。
試合開始後、やはりイエメンはやはりドン引きの試合をしてきた。引いた相手を崩すことは難しいのはわかっているが、こういった相手に有効な手は3つ。
1.遠めからのシュート
2.セットプレー
3.ドリブルからの崩し。
この3つとも見事にできなかった。パスは回るものだから、どうしても"通す”パスを出してしまう。サイドからドリブルで崩すというトライが少ない。特にドイツ組の遠藤、加地は余裕を持ちすぎ、ほとんどチャレンジがない。ドリブルでの突破は、ファウルを誘い、セットプレーに結びつき易いのだが。。
また、ドン引きの相手DFに対し、前線のポジションが固定しすぎた。どんどん相手陣内に上がれるものだから、ポジションが固定化してしまう。またボールを貰う動きはあるが、スペースを作る動きがないため、2列目が飛び込むなどの動きもなかなかできない。
決定的なチャンスは作ることはできたもののスコアレスで前半を終了してしまった。
後半になって動きの硬直化した左サイドをオシムはテコ入れした。羽生を入れ、サントスを左サイドへ。前半はサントスのポジションがなんとなくあやふやで、効果的な左サイドからの攻撃も少なかった。
その羽生が効果的に両サイドに流れたため、前線に流動性が生まれた。センターの守備が若干薄くなり、パスコースも開くようになった。しかし、何度かあったチャンス、セットプレーを決めることができず、いやなムードのまま後半も25分になった時、コーナーキックから阿部がヘッドで決めて、ようやく先制した。
その後もチャンスを何度か作ったが、やはり前線で"待つ”選手が多く、サイドから崩すことなくクロスを上げ、跳ね返されるといったことの繰り返しとなってしまった。
このまま試合終了かと思われたロスタイム、交代して出場した佐藤寿人が、彼らしい動きで2点目をゲットした。
なんとか勝利したオシムジャパンだが、引いた相手に対し、有効な動きができなかったこと、ドリブルでの崩しが少なかったこと、そして決定的なチャンスを逃していったこと、などなど課題は多い。
ただ、まだまだ始まったばかりである。焦ることなく方向を間違わず歩んで欲しい。
ランキングアップにご協力を♪
人気blogランキングへ