ジーコ監督就任から4年間、ずっと彼の能力不足を訴え続けてきたサポーターは少なくない。
4年前からいったい何の進歩があったのだろう?
個人能力は上がったか?
上がっていない。選手選考にもよるだろうが、4年前と比べて各ポジションで能力が上がったかと言えば、明確な答えを出せる人はいないだろう。
チーム戦術は進化したか?
チーム戦術はないに等しかった。個人の戦術眼も進歩していなかった。オーストラリア戦のあと、勝ち越しに行くのか守るのかわからなかったというコメントを残した選手がいたようだ。状況は悪かったのはわかっているはずで、とにかく負けないという意識くらいは持って欲しかった。前は攻めて、後ろは引いて守ってでは、中盤を支配されるのは目に見えている。
決定力は?
何年も同じ課題を持って、そして何年も同じ選手を使い続けているのだから、結果は見えているとしか言いようがない。
このように4年前から進歩したと言えるものはほとんどない。あるのは“過信”だけだ。
自分達より強い相手と戦うには、何よりも強い気持ちで望まなければならない。その強い気持ちをあまり感じられなかった。今、ドーハ組の試合を見れば強い気持ちとはいったいどういうものかわかる。ドイツワールドカップに目を向けても、皆必死でボールを追いかけている。テレビを見ていてもひしひしと伝わるものだ。
代表とは文字通り国を代表している選ばれた選手で構成されたチームだ。ワールドカップはサッカー選手全ての目標であり、遠い夢である。せめて代表での試合くらいは国を代表していることを覚えていて欲しい。
もっと前へ。ボールを受けてすぐ後ろに返すプレーはもう見たくない。日本はまだまだサカー後進国だ。チャレンジしなくて進歩はない。もっともっと前へ!すべてはチャレンジから始まる。